ビッグイシュー392号 10月1日発売 蒼井優インタビュー| 特集:アップデートしたい「LGBT」

ビッグイシュー392号ビッグイシュー
ビッグイシュー392号
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THE BIG ISSUE JAPAN 392号
2020-10-01 発売
https://www.bigissue.jp/backnumber/392/

ビッグイシューの仕組みについてはこちらに書かれています!
ビッグイシュー日本 | 販売のしくみ

ビッグイシュー392号の内容について少しだけ紹介したいと思います。

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ビッグイシュー392号の内容 蒼井優インタビュー| 特集:アップデートしたい「LGBT」

ビッグイシュー392号 | 私の分岐点:社会学者 山内 明美さん

9.11と3.11、壊れる世界を目撃。
どう生きのび、暮らしを作っていくか

山内明美 | 宮城教育大学

アメリカでの9.11テロと、東日本大震災を身近に経験したことについて話されています。
出身地である東北地方の日本国内でのあり方について考えさせられます。

山内明美さんの著書「こども東北学」

ビッグイシュー392号 | スペシャルインタビュー:蒼井優

私の仕事は”平和”の上に成り立っている

久しぶりに日本の俳優がスペシャルインタビューとして取り上げられたのではないでしょうか。
蒼井優さんが10月公開の映画「スパイの妻」についてと、蒼井さんと「映画」との関係性について話されています。
今は予告などでしか内容は伺えませんが、蒼井さんがインタビューの中でもおっしゃっているように、ただの戦争映画ではなく夫婦の物語なのだと思います。

映画「スパイの妻」 | オフィシャルサイト

札幌では札幌駅ステラプレイスにある「シネマフロンティア」で10月16日から公開です。

シネマフロンティア | ウェブサイト

ビッグイシュー392号 | World Street News:メキシコ 英国 ナイジェリア

メキシコでのリモート授業における経済格差の問題、イギリスでの人種差別に取り組む楽団、ナイジェリアの映画産業について紹介されています。
リモート授業を行うにあたって経済的な問題によって起きる教育格差は、メキシコのような貧富の差が激しい国だけの問題ではなく、日本においても取り組んでいかなければならない問題ですね。

ビッグイシュー392号 | 特集:アップデートしたい「LGBT」

日本社会におけるLGBTの直面する問題と、その理解方法、生き方について特集されています。
どのような人も当たり前のように「普通」に生活するにはまだ道のりは遠いのですが、私たちのできることを少しずつやって、社会や慣習を変えていかなければならないのだと思います。

ありのままの自分で生きていける社会に | 神谷悠一さん

LGBT法連合会事務局長の神谷悠一さんが、日本社会におけるLGBTの抱える問題とアウティング、LGBTを保護する法制定などについてお話をされています。
先進国の中では日本はLGBTの問題について、法整備だけでなく社会的な理解という点でも遅れているのだと感じます。

LGBT法連合会 | ウェブサイト

神谷悠一さんの著書「LGBTとハラスメント」

「anone,」というツール、楽しく気軽に使ってほしい | 中西高大さん

今年1月にリリースされたセクシュアリティ分析ツール「anone,」を開発した中西高大さんが、「anone,」開発の経緯と開発への思い、「anone,」ユーザーからの声が紹介されています。
このツールから自分や友人のセクシュアリティを知り、LGBTについて知るきっかけになったり、考えを深めることができるのではないでしょうか。

こちら↓から「anone,」が利用できます。

セクシュアリティ分析 anone,

女性に違和感、かといって男性になりたくもない | からたちはじめさん

イラストレーターとしてtwitterやピクシブで発信しているからたちはじめさんが、自身のXジェンダーと「性別モラトリアム」についてと、第三の性別についてお話されています。
自分を男性とも女性とも認識しない人たちにとっても、社会生活の中では障害となることが起きています。

からたちはじめさんの著書「ぼくは性別モラトリアム」


LGBT関連で、今札幌で観られる映画で草薙剛さんが主演の「ミッドナイトスワン」という映画が上映中です。
一人のトランスジェンダーとバレエダンサーを目指す少女のお話です。
日本のトランスジェンダーの状況を垣間見ることができます。

ミッドナイトスワン | オフィシャルサイト

映画「ミッドナイトスワン」はシネマフロンティアで上映中です(2020年10月4日時点)。

シネマフロンティア | ウェブサイト

ビッグイシュー392号 | 雨宮処凛の活動日誌

コロナ禍における路上生活者や行き場の失った外国人への国の支援の遅れを雨宮処凛さんが報告しています。
生活保護申請者数は北海道でも増えているといいます。
民間の援助だけの現状だと、限界はすぐそこに迫っているようです。

雨宮処凛さんの著書『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』

ビッグイシュー392号 | ベネズエラからコロンビアへ 徒歩で国境こえる難民家族、”空腹の鞄” 写真家:グレッグ・シーガル

写真家のグレッグ・シーガルさんが、ベネズエラからコロンビアへ渡る難民と、彼らの「空腹」について話されています。
ベネズエラで多くの難民が発生しているのは知っていましたが、人口の2割となる500万人以上が難民となっているとは驚きでした。

こちらの記事でベネズエラの状況について詳しく知ることができます。

「人道的大地震」:ベネズエラ移民・難民問題 | グローバル・ニューズ・ビュー

Gregg Segal | ウェブサイト

Gregg Segalのインスタグラムより

ビッグイシュー392号 | 監督インタビュー:キム・ドヨン監督

多くの女性たちが「私の物語だ」と共感

映画「82年生まれ、キム・ジヨン」の監督キム・ドヨンさんが、映画主人公であるジヨンと、「女性」に生き方について話されています。
社会の変化と共に、生活や慣習の中にある「女性」も変化していくわけですが(同時に「男性」も変化していきます)、初めは小さな声から徐々に大きな波になっていくのだと思います。

映画「82年生まれ、キム・ジヨン」 | オフィシャルサイト

「82年生まれ、キム・ジヨン」は札幌ではシネマフロンティアとサツゲキで上映されます。

シネマフロンティア | ウェブサイト

サツゲキ | ウェブサイト

ビッグイシュー392号 | 浜矩子の新ストリートエコノミクス

リモート化のもたらす恩恵と、教育における影響を話されています。
Zoomなどがコロナの影響で一般的になりましたが、インターネットを利用した画像と音声の通信はSkypeなどが10年以上前からサービスを展開していました。
元々そこにあった技術がニーズにより拾い上げられただけなのだと思います。

浜矩子さんの最新著作『強欲「奴隷国家」からの脱却』

ビッグイシュー392号 | 秋の夜長に10冊:岡崎武志

過去が打ち寄せる”静かな物語”

多くの書物を読まれている岡崎武志さんが、この秋にオススメの小説を10冊紹介しています。
紹介された作品は以下の10冊です。

「停電の夜に」ジュンパ・ラヒリ

「高瀬舟」森鴎外

「日の名残り」カズオ・イシグロ

「科学歳時記」寺田寅彦

「いつか王寺駅で」堀江敏幸

「クマよ」星野道夫

「アフリカの日々」イサク・ディネセン

「あなたに不利な証拠として」ローリー・リン・ドラモンド

「盆土産と十七の短編」三浦哲郎

「ひとり日和」青山七恵

ビッグイシュー392号 | 原発ウォッチ:20ミリシーベルト超えるのに

福島県飯田村長泥地区での帰還困難区域の指定解除と、そこでの野菜栽培の実証実験の問題点について語っています。

伴英幸さんの著書「原子力政策大綱批判」

ビッグイシュー392号 | マイオピニオン

販売者さんのいない地域で行われる委託販売は、ビッグイシューのプロモーションにもなって素敵な取り組みだと思います。

「マイオピニオン」への投稿は以下のURLより受け付けています。
https://www.bigissue.jp/contact/opinion/?action=form

ビッグイシュー392号 | 販売者に会いにゆく:米国「ストリート・ジン」販売者 ゲイリー・キートンさん

テキサス州ダラス
テキサス州ダラス

ベトナム戦争に8年、退役後にPTSDと薬物依存症に
路上で”社会の一員”と感じられる販売員の仕事

キートンさんが自身の半生と、コロナの影響について話しています。
アメリカのホームレスの方の中には、キートンさんのように軍退役後の精神疾患により薬物依存となり、結果ホームレス状態になる人が多くいます。

STREET Zine | ウェブサイト

ビッグイシュー392号 | 世界一あたたかい人生レシピ・ホームレス人生相談

本が好きで夜型生活になっています

読書ではなくとも、コロナの影響で生活リズムを崩している人は多いのかもしれませんね。

スープに昆布茶を入れているのがポイントのような気がします。さすが枝元さんですね。


以上、ビッグイシュー392号の紹介でした!

札幌のビッグイシュー販売場所を知りたい方はこちらの記事を参考に見つけ出してください。

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