【副読ブログ】ビッグイシュー404号 4月1日発売 大坂なおみ | にぎわう!空き家いちば

ビッグイシュー
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THE BIG ISSUE JAPAN 404号
2021-04-01 発売

ビッグイシューの仕組みについてはこちらに書かれています!
ビッグイシュー日本 | 販売のしくみ

ビッグイシュー404号の内容について紹介したいと思います。

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ビッグイシュー404号の内容 大坂なおみ | にぎわう!空き家いちば

ビッグイシュー404号 | 私の分岐点:グラフィックデザイナー 福岡 南央子さん

人に合わせることが苦しかった
自由と創造性を取り戻せた出会い

グラフィックデザイナーの福岡南央子さんが、デザイナーになる過程での分岐点となった出来事を話されています。

過去にやったことやその結果については、何かしらの形や記憶に残ることは多いと思いますが、それに至った感情は忘れがちかもしれません。
その感情に人が行動を起こす原因となるものがあったりしますね。

福岡さんの設立したwoolenのウェブサイト
woolen press | ウェブサイト

ビッグイシュー404号 | スペシャルインタビュー:大坂なおみ

2019年に世界ランク1位となった女子テニスプレーヤー大坂なおみさんが、自身のルーツと人種差別への運動について話されています。

ハイチ出身の父親と日本出身の母親ということで、人種差別の根強いアメリカでは、もしかすると激しい差別に遭うこともあったのかもしれません。
スポーツ選手に関わらず、政治と異なる分野で影響力を持つ人が政治的な発言をすることに賛否はありますが、個人的には社会に議論を起こすきっかけとして良いことだと思っています。

世界で活躍する日本人としてこれから多方面での活躍が楽しみです。

ビッグイシュー404号 | 特集:にぎわう!空き家いちば

空き家の巨大な流通市場をつくりたい。

不動産会社を介さずに空き家売買を行うサイト、「家いちば」を運営する藤木哲也さんが国内の空き家状況と、家いちばの役割について話されています。
「家いちば」は不動産版のメルカリのような感じでしょうか。
今までこういうサイトが流行らなかったのが不思議ではありますが、コロナ禍もあって地方の中古住宅は以前よりも人気が出てきているようです。

日本では「新築」「新車」「新卒」と「新」らしいものが好きな傾向がありましたが、そのトレンドは変わってきているのかもしれないですね。

藤木哲也さんの著書「 空き家幸福論

「父が残した釣り道具も喜んで受け取ってくれた。亡き父母が喜んでくれそうな人に渡せた。これを幸福と言わずして何と言おう」「買い手が思い描く使い道は様々。自給自足生活を考える人、落ち着くカフェにしたいとか、地域の図書館、迎賓館にしたいなどという人もいた」「雪の季節に現地を見てみたいとの申し出があった。干し柿と珈琲で暖をとりながらゆっくり話し合いができた。気持ちはもう固まっていた」。新しい方法で空き家を売り買いする。ある人のストーリーから、またある人のストーリーへつながっていく幸福論。

「家いちば」サイトの出会い

「家いちば」の利用者の方々それぞれの売買でのお話が紹介されています。
売り手と買い手にそれぞれストーリーがあって、それが繋がっていく感じは素敵な関係だと思います。

しかしその一方で、熱意が無ければ購入が難しいのか、気軽に購入することは難しいのだろうか、という感じも受けました。
コロナ禍で地方移住が人気になった理由は、「地方が人気になった」のではなく、「住む場所を選ばなくなった」ことによるものです。

気軽に住む場所を替えたいとうニーズには、もしかすると応えることのできない場面が出て来るのかもしれません。

ビッグイシュー404号 | 滝田明日香のケニア便り:仕事を引き継ぐ子犬を探し出し、訓練開始!

NPO法人「アフリカゾウの涙」を運営されている滝田明日香さんが、ケニアでの労働犬探しのお話をされています。
ナイロビはアフリカでも大都市とされる場所ですが、ちゃんとしたブリーダーを探して納得のできる子犬を見つけるのは大変なようですね。

ビッグイシュー404号 | 労働者として頼られる一方、世間から隠れて暮らす

スイスでの不法移民労働者についての現状と問題が紹介されています。

世界の移民問題で紛争などでの発生する難民が取り沙汰されることが多いですが、移民の大部分が経済難民と呼ばれる職を求める移民です。
そして、その中には不法滞在する移民も一定数常にいます。

不法滞在先では基本的な人権が守られることは稀で、社会的な保護が皆無なまま、弱い立ち場で生活する人がほとんどです。
また、その労働力は、現地の労働力よりも安く利用できるために、現地企業や個人に利用されて労働市場を歪めていきます。

スイスは元来移民や出稼ぎ労働が周辺国のみならず、中東やアフリカからも多く来ている国ですので、しっかりとして法整備と管理が必要なのだと思います。

ビッグイシュー404号 | World Street News:メキシコ アフリカ

メキシコの殺害された環境活動家の事件と、エジプトとスーダン間にあるビル・タウィルという地域についてのお話が紹介されています。

メキシコはマフィア大国とされていますが、環境保護の面でもマフィアが出てくるのはメキシコらしい問題だと思います。
本来なら法の介入があるべきですが、警察の汚職で有名なメキシコですので、やはり市民主導ということになっています。

こちらの動画でメキシコのモナルカチョウの姿が見られます
ビル・タウィルの紹介動画です

ビッグイシュー404号 | 浜矩子の新ストリートエコノミクス

浜矩子さんが各国通貨のデジタル化について話されています。
今世界で自国通貨のデジタル化を検討しており、カンボジアなど一部の国ではすでに運用が開始されています。

たぶん数年内に多くの国で運用が開始され、10年内には主要な取引方法となるのではないでしょうか。
通貨がデジタル化されれば、色々な行政手続き(特に税務)も変わっていくと思います。

浜矩子さんの最新著作『 強欲「奴隷国家」からの脱却

身びいき政治、いじめ搾取経済…近代経済学では予見不能なこの「絶望社会」で魂を取り戻すための指針とは?

ビッグイシュー404号 | 輝ける、ディープな「図鑑」

図鑑についての特集です。
子どものころは図鑑をワクワクして眺めていましたが、もう今となっては手にすることはなくなってしまいました…。

個人的に図鑑や辞書の類は、やはりデジタルには勝てないと思っています。
情報量が圧倒的に違いますし、紙の物理的なデメリットが大きすぎます。

紙の良さを語れるのは紙を知っている人であって、デジタルの良さから知った人にはなかなか理解が難しいところなのは仕方ないのかなと思います。

団地の給水塔大図鑑が個人的にとても面白そうです。
紹介されている図鑑は以下の4冊です。

世界のふしぎな木の実図鑑

変で、愉快で、美しい。植物が進化の末に獲得した果実・種子の驚くべき機能美、造形美を約300点の高精細写真とともに紹介する、かつてないビジュアル図鑑!
微隕石探索図鑑

著者が新しく発見した微隕石を掲載したヴィジュアルガイド。微隕石とまちがえやすい地球由来の物質の写真も多数掲載。小惑星探査機ハヤブサが持ち帰り、これからハヤブサ2が持ち帰ろうとしている「星のかけら」を身近で見つけるための「微隕石の探し方簡単マニュアル」付き。
料理の科学大図鑑

肉に塩をふる最高のタイミングはいつ?乾燥パスタは生パスタより質が落ちる?真空調理はなぜおいしい?料理と食べ物のなぜ?に“サイエンス”で答える最強の入門書!
団地の給水塔大図鑑

給水塔の世界はこんなにも華やかだ!「団地にある給水塔」だけを400基超収録した史上初のデータベース。色も形も個性豊かに、団地の暮らしを支える塔たちの美しい姿をご覧ください!

ビッグイシュー404号 | 雨宮処凛の活動日誌

雨宮処凛さんが、引き続きコロナ禍での女性労働者の苦しい状況と、小池都知事への要請書の提出について話されています。
東京都は今コロナ対策であわただしい状態だと思いますし、小池都知事は今多方面からのコロナ対策の批判を受け、株を上げることに必死かもしれません。

状況によっては住まいを失っている女性への保障を厚くするは、悪い施策ではないと思いますので、東京都が何かしら対策を打ってくれることを望みます。

雨宮処凛さんの著書『 相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ

2016年7月、19人の障害者を殺した植松聖。全16回の公判の果てに2020年3月、死刑が確定―。彼の目から見えていたこの「世界」とは?

ビッグイシュー404号 | 被災地を視て日本を考える

Gakuvoという団体による広告記事が掲載されています。
大学生による福島視察のレポートです。

ビッグイシュー404号 | 原発ウォッチ:東電職員が中央制御室に不正入室

伴英幸さんが、柏崎刈羽原発の審査前に起きた事件について紹介しています。

ただでさえ疑念の多い東電ですので、少しでも怪しい結果となる動きがあれば叩かれます。
再稼働になんとか持っていきたいのはわかりますが、慎重すぎるほどに手続きを進めていかなければ、納得する人を増やすことはできないと思います。

伴英幸さんの著書「 原子力政策大綱批判―策定会議の現場から

ビッグイシュー404号 | マイオピニオン

ビッグイシューを読むことによって行動が変わった方の投稿が紹介されています。
ビッグイシューを読んで色々な問題について発見を得ることは素晴らしいとは思うのですが、この雑誌に書かれていることを鵜呑みにするのはちょっと危険な気がしています。

ビッグイシューは一つの側面を紹介しているのであり、ここに書かれていること全てが真実であるかはわかりません。
多方面から情報と事実を観察して、自分で考えて行動することによって、盲目にならずに多様な意見を受け入れられる思考ができるのだと思います。

「マイオピニオン」への投稿は以下のURLより受け付けています。
https://www.bigissue.jp/contact/opinion/?action=form

ビッグイシュー404号 | 販売者に会いにゆく:スウェーデン「ファクトム」販売者 デシスラヴァ・トロフさん

トロフさんが販売しているユングスキーレの街

物乞いをしていた時の羞恥心、今では感じずに済む
母国で暮らす3人の子どもたちが人生の宝物

スウェーデンのユングスキーレで「ファクトム」を販売するトロフさんが、ファクトムの販売で得たことと、子どもとの生活について話されています。
羞恥心を感じずに済む、というのはストリートペーパー販売の大きな役割の一つだと思います。

人間にとって行き過ぎた尊厳は時に生きる上で障害となりますが、最低限必要とされるものでもあります。

トロフさんの販売しているストリートペーパー「ファクトム」
ファクトム | faktum

ビッグイシュー404号 | 世界一あたたかい人生レシピ・ホームレス人生相談

照れて「ありがとう」が言えません

この状態にいる男性は多いのではないでしょうか。
私もその内の一人です。

枝元さんのアドバイスはとても良い方法ですので、やってみたいと思います。

枝元なほみさんの著書「 枝元なほみのリアル朝ごはん



以上、ビッグイシュー404号の紹介でした!

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