THE BIG ISSUE JAPAN 393号
2020-10-15 発売
https://www.bigissue.jp/backnumber/393/
ビッグイシューの仕組みについてはこちらに書かれています!
ビッグイシュー日本 | 販売のしくみ
ビッグイシュー393号の内容について少しだけ紹介したいと思います。
ビッグイシュー393号の内容 レディオヘッド| 特集:変われ、スポーツと社会
ビッグイシュー393号 | 私の分岐点:ブックデザイナー 祖父江 慎さん
みんなと同じようにできなかったことが
今の仕事につながっている
祖父江さんが子供のころにしていた、工夫した本の読み方とその時の経験についてお話されています。
私も本を読むのが今も苦手なので、祖父江少年がしていたことには少し共感できます。
祖父江慎さんの著書「祖父江慎+コズフィッシュ」
ビッグイシュー393号 | スペシャルインタビュー:レディオヘッド エド・オブライエン
行動に出てみると、みるみる道が開けてくることもある
イギリスの人気ロックバンド「レディオヘッド」のギターリスト、エド・オブライエンさんがレディオヘッドでのこれまでの音楽活動と、自身の抱えていた苦悩について語っています。
オルタナティブロックの代表でもあり、ロック界のレジェンド的な存在のレディオヘッドですが、毎回新譜が出る度に驚きを与えてくれる素敵なバンドですね。
エド・オブライエン、EOBの新譜「アース」
レディオヘッドがコロナのステイホーム期間にYouTubeで無料公開しているライブ映像
At Home With Radiohead | YouTube
ビッグイシュー393号 | 特集:変われ、スポーツと社会
社会におけるスポーツの役割が紹介されています。
社会問題について、またこのコロナ禍においてもスポーツの果たせることは多いのだと思います。
多様なものが多様なままでいられるスポーツへ:成城大学教授 山本敦久さん
成城大学教授で社会学を専門としている山本敦久さんが、スポーツの在り方を変化させてきたAIやビッグデータといった技術と、スポーツの社会への関わり方についてお話されています。
データを根拠としてプレイしすぎる選手の実情、社会へのスポーツの持つ影響力とその将来性など、スポーツというのは色々な面で日々変わっていっていることがわかります。
山本敦久さんの著書「ポスト・スポーツの時代」
カラマツの間伐採を芯に使う”スノーボードブランド”:GREEN.LAB 中山二郎さん | PRANA PUNKS 渡辺尚幸さん
国産の間伐材を利用したスノーボード製作を行うGREEN. LABの中山二郎さんとPRANA PUNKSの渡辺尚幸さんが、スノーボーダーから見える間伐の問題と「ドロップアウト組」としての活動についてお話されています。
自然の中で行うスポーツならではの視点はあるのだろうと思います。
製作されているスノーボードのデザインが鮮やかで素敵です。
GREEN. LABの作品 PRANA PUNKSの作品
全国に9万以上。生活の質を高める「スポーツクラブ」:ドイツ在住ジャーナリスト 高松平蔵さん
ドイツ在住ジャーナリストの高松平蔵さんが、ドイツに多く存在している「スポーツクラブ」についてと、そのクラブの社会での役割についてお話されています。
コロナ禍のような非常事態でも、社会における小さな個々のコミュニティの持つ「連帯」への役割がさらに求められているのかもしれません。
高松平蔵さんの著書「ドイツのスポーツ都市 健康に暮らせるまちのつくり方」
ビッグイシュー393号 | 迫る大統領選挙を前に、オリバー・ストーン語る
米国への怒り、映画という形で残し「人間は歴史に学ぶことができるはず」と伝えてきた
映画「プラトーン」などの監督オリバー・ストーンさんが、これまでのアメリカと戦争についてと、大統領選とドナルド・トランプ大統領について語っています。
アメリカの歴史において戦争は常に存在していて、政治的にも大きな意味を持ち続けてきています。
ベトナム戦争を体験しているストーン監督の見る「戦争」から学べることは多いと思います。
オリバー・ストーンさんの著書『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』
ビッグイシュー393号 | 浜矩子の新ストリートエコノミクス
コロナに感染した4人の大統領について話されています。
今回の内容については、半分くらいはこじつけのような印象でした…寄稿回数を減らしても良いので、もう少しまともな批判をお願いしたいところです。
浜矩子さんの最新著作『強欲「奴隷国家」からの脱却』
ビッグイシュー393号 | 池内了の市民科学メガネ:花咲か爺さんの灰の謎
花咲か爺さんの巻いた灰について、科学的に考察しています。
おとぎ話を科学を通して見ていくのは面白いですね。
葉で時間を計っているとは驚きでした。
池内了さんの著書「宇宙論と神」
ビッグイシュー393号 | 監督インタビュー:ライアン・ホワイト監督
時間をかけて事実を掘り起こしていくと、そこには異なる真実があった
映画「わたしは金正男を殺してない」の監督ライアン・ホワイトさんが金正男さんの暗殺事件と映画作成の経緯、SNSの危険性について話されています。
金正男さんの殺害は北朝鮮によるものだという話はずっとされてきましたが、殺害を実行した2人が騙されていたことについては充分に知られていないような気がします。
事件後の2人が経験したSNSでのバッシングも、彼女たちを酷く傷つけたようです。
「わたしは金正男を殺してない」は札幌ではシアターキノで11/14から上映されます。
ビッグイシュー393号 | World Street News:グアテマラ フランス
グアテマラでのペットボトルを再利用した学校の建設、フランスでの非正規移民の現状について紹介されています。
ペットボトルを利用した学校などの建設は、途上国を中心に世界中で行われています。
災害強度について疑問が投げられることのあるペットボトルの建築利用ですが、環境教育や環境問題への活動としての効果はあるのだと思います。
グアテマラでペットボトル再利用での学校建築を行った団体
HUG IT FORWARD | ウェブサイト
ビッグイシュー393号 | 命そのものを残したい:彫刻家 はしもとみお
身近なところにこそ、美しいものがある
彫刻家のはしもとみおさんが、彫刻を彫るようになったきっかけや芸術の意味についてお話されています。
生きているかのような動物たちの彫刻も紹介されています。

はしもとみおさんの著書「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」
ビッグイシュー393号 | マムアンちゃん タイ人作家の4コマ漫画
マムアンちゃんの、愛しているから感じること
ビッグイシュー393号 | マイオピニオン
販売者さんの力になれる、販売者さんの生活向上の助けになれるということを、直接感じることができるのもビッグイシューを購入する理由の一つになるのだろうと思います。
「マイオピニオン」への投稿は以下のURLより受け付けています。
https://www.bigissue.jp/contact/opinion/?action=form
ビッグイシュー393号 | 販売者に会いにゆく:セルビア「リツェウリツェ」販売者 ヨワンカ・オブラドヴィッェさん

自分の境遇に似ていた”販売者の再起の物語”
働くために生き、生きるために働く
オブラドヴィツェさんが「リツェウリツェ」の販売者となった経緯と、彼女にとっての「働く」ことの意味を話されています。
社会情勢と不運から住まいを失うホームレスも多くいます。
杖をついて販売を続ける62歳の彼女はとても強い心を持っているのだと思います。
ビッグイシュー393号 | 世界一あたたかい人生レシピ・ホームレス人生相談
同僚や上司のマスク姿の顔しか知りません
私もマスクが日常となってから、できるだけ目で伝わるように意識しています。
おでんは半年に一度くらい無性に食べたくなることがありますね。
以上、ビッグイシュー393号の紹介でした!
札幌のビッグイシュー販売場所を知りたい方はこちらの記事を参考に見つけ出してください。
ボランティアも募集しています!
ビッグイシューさっぽろ | ボランティア募集
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