ビッグイシュー389号 8月15日発売 | 特集:コロナ禍を生きのびる

ビッグイシュー389号ビッグイシュー
ビッグイシュー389号
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THE BIG ISSUE JAPAN 389号
2020-08-15 発売
https://www.bigissue.jp/backnumber/389/

ビッグイシューの仕組みについてはこちらに書かれています!
ビッグイシュー日本 | 販売のしくみ

ビッグイシュー389号の内容について少しだけ紹介したいと思います。

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ビッグイシュー389号の内容

ビッグイシュー389号 | 私の分岐点:浪曲師 玉川 奈々福さん

お稽古から始まった”二足のわらじ” 別世界で遊べば、魂は再生されていく

玉川 奈々福 | Wikipedia

玉川さんの浪曲師となった経緯とその分岐点についてお話されています。
私は同じ一門の玉川太福さんのファンなので、奈々福さんのお話を伺えて嬉しいです。

玉川奈々福さんのDVD「ほとばしる浪花節 玉川奈々福ライブ!」

ビッグイシュー389号 | スペシャル企画:ありがとう、ボブ

2020年に交通事故で亡くなった、ビッグイシューではお馴染みの猫「ボブ」が特集されています。
これまで何度もビッグイシューの表紙を飾ってきましたが、今回で最後になるかもしれませんね。

ボブがこの世に残した大きな足跡

ボブと共に過ごしてきたジェームズ・ボーエンさんが、自身やビッグイシュー、そしてビッグイシュー読者とボブとの関係についてお話されています。
コロナ禍において販売の落ちているビッグイシューにおいては、今回で最後となるであろうボブの表紙で販売者の方はある程度救われるのではないでしょうか。

「ボブ」の映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

これからボブの新しい章が始まる

ジェームズ・ボーエンさんとボブのフェイスブック・ファンページを開設したマーティン・ビケットさんのインタビューが掲載されています。
このファンサイト通じてチャリティイベントなどが行われおり、これからもボブの生み出した影響力は続いていきそうです。

実際のジェームズ・ボーエンさんとボブのフェイスブック・ファンページ
The Official Bobites | Facebook
※「The Official Bobites」はプライベートグループですので投稿を閲覧するにはグループに参加する必要があります

読者の心に生きるボブ

ビッグイシュー英国版へ送られたボブへのメッセージが紹介されています。
ボブやジェームズさんの与えたものは色々な形で読者の生き方を変えたようです。

ビッグイシュー389号 | World Street News:ペルー 中東 エチオピア

ペルーで行われているITを利用した自然保護区の監視、中東で広がる「美白クリーム」への批判、エチオピアの民主化と殺害されたロモ族の歌手ハチャル・フンデッサさんについて紹介されています。

ハチャル・フンデッサさんの曲「Jirra」がYouTubeで聴くことができます。

ビッグイシュー389号 | 特集:コロナ禍を生きのびる

コロナ禍によって日本国内で起きている援助の状況や助けの必要な人々の様子を伝えています。

経済貧困は「災害」とみなすべき

つくろい東京ファンド代表理事である稲葉剛さんが、コロナ禍によって住まいを失った人々と福祉の崩壊についてお話されています。
自治体によるいわゆる「水際作成」の悪化についても言及されており、社会福祉の意味と、緊急事態における福祉システムの有効性を考えなければならないですね。

一般社団法人つくろい東京ファンド | オフィシャルサイト

稲葉剛さんの著書「閉ざされた扉をこじ開ける」

預貯金が底をつく高齢者、生活相談も急増

NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典さんが、コロナ禍で浮き彫りとなったベーシックサービスを保障することの重要性と、生活保護についてお話されています。
最後のセーフティネットとなる生活保護が使いづらいという風潮は、生活に困窮した人々を誤った選択へ突き動かすものになりかねません。

NPO法人ほっとプラス | オフィシャルサイト

藤田孝典さんの著書「棄民世代 政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす」

“女性活躍小国”日本で起こっていること

和光大学名誉教授でジャーナリストの竹信三恵子さんが、コロナ禍によって女性に起きている仕事や家庭の問題について提起されています。
日本社会で女性が男性と同等に活躍できる日はまだ遠いように感じますし、コロナ禍においてはそれが顕著に出ているのかもしれません。

竹信さんの著書「企業ファースト化する日本」

1214世帯へ、ご飯とおかずを翌日に発送

NPO法人フードバンク関西で実施された「コロナ禍・緊急食支援」について紹介されています。
食に困窮する世帯が多くいたようで、多くの食品支援を実施されています。

NPO法人フードバンク関西 | オフィシャルサイト

札幌市内にもフードバンクの活動を行っている団体があります。
もし興味がありましたらウェブサイトを覗いてみてください。

ビッグイシュー389号 | 米軍は、世界最大の温室効果ガス排出者

アメリカのルイス&クラーク大学教授の発表した、米軍の排出する温室効果ガスについての報告です。
各国の軍事情報については公開されていないものが多いので、面白い発表内容だと思います。

ビッグイシュー389号 | 浜矩子の新ストリートエコノミクス

イギリスの階層社会とEU離脱の理由についてお話されています。

浜矩子さんの最新著作「強欲「奴隷国家」からの脱却」

ビッグイシュー389号 | 池内了の市民科学メガネ:人間の冬眠は可能なのか?

リスとネズミの冬眠の研究について紹介されています。
人間も冬眠ができるようになると、より長寿になり、社会構造も大きく変わりそうですね。

池内了さんの著書「宇宙論と神」

ビッグイシュー389号 | 表現する人:人の心は虫に似ている

紙粘土を材料として、虫をモチーフに人の感情を表現する川越ゆりえさんのインタビューです。
誌内で紹介されている「弱虫標本」はとても鮮やかで、虫のそれぞれに個性がある作品でした。

川越ゆりえ | CERATORS BANK

ビッグイシュー387号 | マムアンちゃん | タイ人作家の4コマ漫画

想像力は未来へ向かうための原動力となりますね。

ビッグイシュー389号 | マイオピニオン

コロナ禍でのビッグイシューの販売者と読者の関係の変化が感じられる投稿です。

「マイオピニオン」への投稿は以下のURLより受け付けています。
https://www.bigissue.jp/contact/opinion/?action=form

ビッグイシュー389号 | 販売者に会いにゆく:ドイツ・ハンブルク『ヒンツ&クンスト』販売者 トーマス

ドイツ、ハンブルク市アルトナの街
ドイツ、ハンブルク市アルトナの街

フェイスシールドとクリアケースで販売開始
「お客さんたちが、毎朝起きる理由をくれている」

ドイツ、ハンブルクのストリートペーパー『ヒンツ&クンスト』を販売するトーマスさんが、コロナウイルスの感染拡大で販売休止による不安と販売再開後の気持ちを語っています。

ヒンツ&クンスト | オフィシャルサイト

ビッグイシュー389号 | 世界一あたたかい人生レシピ・ホームレス人生相談

難病の友人にどう寄り添えばいいでしょうか

私の友人も同じように難病にかかった場合、どう接するのだろうかと考えてしまう相談でした。

今回も枝元さんの妄想が入っています。枝豆ペーストがおいしそうなので試してみます。


以上、ビッグイシュー389号の紹介でした!

札幌のビッグイシュー販売場所を知りたい方はこちらの記事を参考に見つけ出してください。

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