札幌での活動に使える「ボランティア保険」ってなに？

札幌でのボランティア活動でも加入することができる「ボランティア活動保険」を知っているでしょうか？
名前の通り、ボランティア活動に対して適用される保険となりますが、どのような活動だと入れて、どのような補償になるのでしょうか？

ボランティア活動保険を紹介したいと思います。

この記事は令和2年度の「ボランティア活動保険」の内容について書かれています。
保険料や適用・補償内容は変更になる可能性がありますので、詳細は保険提供元の社会福祉協議会へ問い合わせてください。
年度によって結構内容が変わることがあるので注意ですね。

令和2年度の保険詳細はこちらになりますので参考にしてください。

札幌でも利用できる「ボランティア保険」とは？

一般的に「ボランティア保険」と呼ばれるのですが、正式名称は「ボランティア活動保険」といいます。
ボランティア活動中に起きた事故や、損害などに適用されて補償してくれる保険です。
保険内容な札幌だけでなく、全国で加入できます。

「基本プラン」は350円となっており、通常のボランティアでしたら「基本プラン」でOKです。
被災地などのボランティアなどで、二次災害に遭う可能性がある場合は「天災・地震補償プラン」500円がいいと思います。

どのような場合に保険が適用されるのでしょうか？

怪我、食中毒、熱中症、感染症などが適用となり、他人への傷害・損害賠償も適用になります。
ボランティア活動中に発生するような事故については概ねカバーしてくれていると思います。
今流行中の新型コロナウイルスへの感染についても対象となりました。

「基本プラン」では対とならない、地震、噴火、津波などの天災には「天災・地震補償プラン」が適用してくれます。
ちなみに台風などの風水害は「基本プラン」で対応してくれます。

「ボランティア活動保険」は有償ボランティアは対象外になります。
所属団体から報酬をもらっているボランティアの活動については対象外となりますので注意が必要です。

では、「ボランティア活動保険」に加入するにはどうしたらよいのでしょうか？

もし、ご自身のボランティア活動が怪我や事故の可能性のあるものでしたら加入しておくのをお勧めします。
保険自体は損害保険ジャパン日本興亜のもので、窓口は全国社会福祉協議会が行っています。

所属している団体が社会福祉協議会に所属しているなら、団体で加入させてくれるかもしれませんので一度聞いてみましょう。
私の印象だと、野外で活動をしたり身体を使う活動をしている団体は全て加入しているのではないかと思います。

もちろん団体に予算がなかったりすると保険に入れてもらえませんので、個人で加入することになります。
全国に社会福祉協議会があり、札幌にも各区ごとに設置されています。

保険は1年ごとの契約となりますが、契約日から1年という計算ではなく、4月~3月の期間となっています。
例えば、8月に保険に入ると来年の3月で保険が切れますので、来年の4月から再度1年分の保険加入しなければならなくなりますので、この期間も注意が必要ですね。

あなたの参加しているボランティア活動が、怪我をしたり危険が伴う可能性が少しでもあるなら「ボランティア活動保険」に加入することをお勧めします。
もし入りたい場合は、まずは所属の団体に聞いてみましょう。知らない間に加入していることもありますからね。

保険内容の詳細については、お近くの社会福祉協議会事務所に問い合わせるか、↑に紹介したパンフレットを参照してみてください。

保険料はお手ごろですし、最長で1年間有効です。
安心してボランティア活動に取り組みましょう！